みなさん、こんにちは。Rise Lineの仲里です。
昨今、電気料金の高騰や電力不足が話題となっており
太陽光発電の設置をお考えの方も多いのではないでしょうか。
それに伴い
「太陽光の設置を考えてるけど蓄電池って必要?」
なんて悩んでいる方も少なくないはずです。
本日は
- 蓄電池とはそもそも何?
- 設置する際のメリットとデメリットが知りたい
そんなお悩みを抱えてる方に向けて
蓄電地のメリット・デメリットについて
解説していこうと思います!
そもそも蓄電池って何?
蓄電池とは、太陽光で発電した電気を貯めておく
いわば、モバイルバッテリーのようなものです。
発電した電力のうち使いきれなかった電力を蓄えておく事ができ
その電力を夜間の発電していない時間帯に使用する事で
電力会社からの購入電力を減らす事ができます。
蓄電池を設置するメリットは?
さて、そんな電気を貯めておける蓄電池ですが
実際に設置した際に得られるメリットについてお話します。
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メリット① 電気代の節約ができる
太陽光発電といえば売電!と思うかもしれませんが
電気料金プランによっては、売電より自家消費をした方が電気代がお得になる場合もあるんです。
というのも、固定価格買取(FIT)制度の買取価格は毎年降下しています。
それに比べ電力会社の電気料金平均単価は年々上昇しているんです。
売電価格 → 2022年度現在 1kWhあたり17円(税込)
電気料金平均単価 → 1kWhあたりの27円(税込)
つまり、電気は買うよりもつくるほうが安い状況と言えます。
※だだし、電力会社の料金プランによって電気料金単価は千差万別。安くならない可能性もあります。
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メリット② 停電時にも電気が使える
蓄電池を設置する事で電力を蓄える事ができるので、災害時の停電にも対応することができます。
電気は、日常生活に欠かせないライフラインのひとつです。
蓄えた電力を使う事で、災害時でも冷蔵庫やエアコン、スマートフォンの充電など、電気が使えると大きな安心につながります。
災害時に備えられるという意味でも大きなメリットではないでしょうか。
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メリット③ 太陽光でEV(電気自動車)の充電も可能。
最近は「トライブリット」と呼ばれる蓄電池も発売されています。
電気自動車の走るためのエネルギーをほとんど太陽光発電で賄う事も可能になってきています。
蓄電池の良さは分かったけど逆にデメリットは?
蓄電池を取り入れることで得られるメリットについてお話しましたが
続いてはデメリットについてもお話していきます。
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デメリット① 初期費用が高い。
お選びになる機種にもよりますが一般家庭で導入される容量が4~8KWh程度の蓄電池でも
150万から250万と高額な場合が多いです。
設置をお考えの方でも一番ネックな部分だと思います。
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デメリット② 蓄電池は徐々に劣化する。
メーカーカタログ等に記載されている寿命やサイクル数はあくまで目安で
使用環境や使い方によっては劣化が早まる可能性もあります。
スマートフォンなども使っていくと充電の減りが早くなったりしますよね。
それと同じで蓄電電池もリチウムイオン電池なので過充電や極端に高温の環境で使用すると
劣化も早まるといわれてます。
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デメリット③ 貯められる容量は決まっている。
蓄電池といっても貯められる電気は無限ではありません。
容量によって貯められる量・使える量は異なります。
「モード設定」「放電開始時間」「残量」など設定を使いこなすことで、蓄電ライフが快適になります。
いかがでしたか?
今回は蓄電池のメリット・デメリットについてお話しましたが
少しでもお悩み解決のお力になれましたでしょうか?
蓄電池に貯めた電気を使う際には、「使える量(残量)」を意識しながら使うことも大切になってきます。
蓄電容量を決めるのにお困りの方は、お気軽にご相談ください。
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